金剛禅総本山少林寺 東遠大東道院 指導員ブログ

こんにちは、副道院長の遠藤です。

先週水曜日は、諸事情で稽古に参加する事ができず、
ブログをアップ出来ませんでした。すみません（汗）

皆さんには、学校（学生時代）での恩師っていますか？
私にはいます。

小学生３年生の時の担任の先生です。
未だにその先生の言葉や哲学が印象に残っています。



当時、小学生低学年でありながら、
私達のクラスは、非常に問題のあるクラスでした。
いわゆる学級崩壊と呼ばれるものですね。

小学３年生になったところで、
その流れを変えるという学校の方針で、その先生が担任につかれたようです。

男性の先生で、当時40才半ばくらいでしたでしょうか。
とても博学で、真面目な話しも、冗談話しもとっても面白い先生でした。
クラスの皆、その先生の事が大好きでした。


しかし、怖いんですよ。
少しの事で、ビンタが飛んで来る。



宿題を忘れるとビンタ。
忘れ物をするとビンタ。
給食の食器を片付けないとビンタ。
しょっちゅうビンタが飛んでいました（笑）




その中でも、
印象的だったのが、


涙を流すとビンタされる事と、
「俺（私）は馬鹿だから・・・。」等と自分を卑下するとビンタされるという事です。

涙を流すと、
「そんな事で泣くんじゃない！！」と叱られてビンタされます。

自分を卑下すると、
「そんな事言うんじゃない！！」と叱られてビンタされます。



当時は、なんで泣いただけでそこまで叱られるのか、
なんで自分の事をバカだと言うだけで叱られるのか、
とても不思議でした。

しかし、やはり小学生、
ビンタされるのはツラいですから、

泣きたい時でも、歯を食いしばってこらえるんですよね。
そして、誰も自分自身を「僕（私）は馬鹿だから。」と言わなくなるんですよね。


恥ずかしながら、この大切さが大人になって分かりました。
ちょっとの事でメソメソしてはいけない。
自分を卑下する事によって、自分の可能性を捨ててはいけない、
目の前の問題から逃げてはいけない。

あの先生にあの時出会えて本当に良かったです。


今でも当時の生徒達から慕われているようで、
結婚式に呼ばれたり、繋がっているみたいです。

やっぱり、皆あの先生の事が好きなんですよね。


さて、
ずいぶん長い思い出話しになってしまいました（笑）
昨日の稽古の様子を紹介させて頂きます。









少林寺拳法 東遠大東道院
住所：静岡県掛川市三俣1342-3
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稽古日：毎週 月曜日／水曜日
時間：少年部 18:30〜19:30　一般部（中学生以上）19:30〜21:30